当時原作を読んだが……
私がFF14をプレイしはじめたのは昨年末からですが、PCのスペックが満たずに長い間プレイできなかっただけで、FF14の動向は結構昔から軽くですがチェックはしていました。
TVドラマの「光のお父さん」の話が出てきた時もリアルタイムで把握していて、原作もその頃に読んだのですが……。
当時はあまり良い印象は持ちませんでした。というか正直引いてしまいました。悪気はないにしろ要するにお父さんをずっとだましていたってことですよね……?
ということで、原作がネガティブな印象だったため関心を失ってしまい、ドラマは見ず仕舞いで現在に至ります。
劇場版を観る気になった理由
ですが最近劇場版の方を観れる機会があったので、ちょっと観てみることにしました。
観る気になった理由は主に二つあって、
- 一つは、ドラマ放送当時とは違い今では実際にプレイするようになったので、ゲーム映像がどのように組み込まれているのか興味があったため。
- そしてもう一つが、例のお父さんをずっとだまして最後に打ち明けるくだりをどう処理しているのか興味があったため。
です。
実際に観てみると……
まず感じたのが、ゲーム映像が違和感なくてすんなり受け入れられるってこと!
もっと悪い意味でゲーム映像のアクが強くて、ゲームとは馴染みのない層を微妙に引かせてしまう感じを想像していたのですが、グラフィックにしろエモートにしろ表情にしろゲーム映像の表現がそれほど違和感がなくて、ほんとうまく実写映像の中に溶け込んでいるなぁと。
これならFF14をプレイしていない人が観ても普通にヒューマンドラマとして楽しめそう。
実際にプレイしはじめてから鑑賞したのも結果的には正解でした。
お父さんがFF14にハマるあたりにめちゃめちゃ共感できます!
あのエモートか!とか、あの音楽がここで!とか、そういった楽しみ方ができるし、ミラプリができずに格好が恥ずかしくてやる気をなくすあたりとか、直近のVer.5.3で手を加えられていてタイムリーですが、そういった点も含めてプレイヤーならではの楽しみ方ができたのもよかったです。
そして、例のお父さんをずっとだまして最後に打ち明けるくだりですが、原作だとだましている期間が延々と続きますが、こちらは2時間弱の劇場版ということもあり、お近づきになって一緒に遊んでラスボス戦に至るまでがあっという間で、いたたまれなさとか意識する間もなく種明かしって感じであまりネガティブな印象は受けませんでした。
ということで、普通に楽しめる映画でした!