FF14プレイヤーの日記などを読んでいると、コンテンツファインダ―(以下CFと表記)のオートマッチングのパーティでダンジョン(※1)に行くのを躊躇していたり苦手に感じたりしている初心者の方が少なからずいらっしゃいますね。
正直気持ちはよーくわかります!
私ははっきり言って下手っぴぃです。プレイヤーをプレイスキルによって上中下に分けたら確実に下に入ると思います。高難易度コンテンツに行く気も全然ない人です。
ですがソロプレイヤーでかつパーティ募集する度胸もなかったため、ダンジョン等に挑戦する場合はCFのオートマッチングしか選択肢がなく、結果的にほぼ全てCFでダンジョンを踏破することになりました。
こんな私でもサスタシャ浸食洞から最新ダンジョンまでCFで踏破することはできたのです。
そこで今回は、もしかしたらCFでダンジョンに行くのを躊躇していたり苦手に感じたりしている初心者の方の参考になるかもしれないと思い、私がダンジョンをCFでこなす上でどのようなことを考えたりどのようなことをしていたのかを書き残してみることにしました。
念のため、
- あくまで、とある一人の下手っぴぃなプレイヤーはこんなことを考えたりこんなことをしたりしてCFでひととおりダンジョンを踏破したよ、というただの一例です。
- これが正解ということでもないし、このようにすれば確実というわけでもありません。
- ゲームに不慣れだったり苦手に感じている方へ向けた記事であり、ゲームに慣れている人はこんなまどろっこしいことをやらなくても大丈夫だと思います。
- 特に斬新なことを書いているわけでもありません。これまで多くの方がおっしゃっていることの焼き直しみたいなものです。
※1 ここでは、インスタンスダンジョン・討伐討滅戦・レイドを総称して「ダンジョン」と表記しています。
某漆黒ダンジョンにて
基本的な考え方
私のような下手っぴぃにとって一番の大敵はなんでしょうか?
それは、下手なので周りに迷惑をかけてしまうのではないかという不安……苦手意識 だと思います。
苦手意識が増してゆくとダンジョンから足が遠のき、更に苦手意識が増してゆくという悪循環に陥ってしまいます。
パーティメンバーが知り合いだったり、こちらの状況を把握したうえで参加してくれるパーティ募集はともかく、CFの場合は相手がどういった人たちなのか全くわからないのでなおさらです。
その苦手意識ですが、完全になくすのは難しいとしても、ある程度抑えることは可能ではないかと思うのです。
- 不明な点を事前に極力減らして、自信喪失につながる失敗を最小限に抑える
- 小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
この二点を念頭に、具体的にどうしたかを以下に書いてみます。
はじめが肝心!ギルドオーダーでパーティプレイの練習
パーティプレイ本番となる一番最初のダンジョンのサスタシャ浸食洞。
ですが、初心者でこのテのゲームに不慣れだったり下手っぴぃだったりする人がいきなりCFで見ず知らずの人たちとのパーティプレイで挑戦するのはなかなかハードルが高い気がします。
というのも、
- サスタシャ浸食洞(というダンジョン)のギミックは当然初めて
- パーティプレイ(ロールに沿ったプレイ)も初めて
- パーティリストも初めて
- パーティチャットも初めて
- 宝箱の扱い(ロット)も初めて
等々、とにかく「初めて」が多すぎる!
「初めて」のものが多ければ多いほど何らかの失敗をしてしまう可能性も高くなります。
チャットに手間取って焦って何か失敗したり、パーティリストに不慣れでピンチに陥ったり、宝箱の扱いでもたもたしてしまったり、ロールを逸脱した行動をしてしまったりして、トラウマになってしまうこともあるかもしれません。(実際は、たいていの場合は周りの先輩プレイヤーもそのあたりは心得ていてフォローしたり温かい目で見守ってくれます)
一番最初のダンジョンでつまづいてしまうと、苦手意識が一気に増して挽回するのが難しくなる可能性もあります。
ですがFF14には実質パーティプレイ練習用コンテンツであるギルドオーダーというものがあり、上のいくつかは事前に慣れることができるのです!
ギルドオーダーは4人パーティ(例外有)で挑むミニバトルコンテンツで、低レベル用のものは仮に自分がまごついて何もできなくても残りの人たちだけでクリアできてしまうくらいなので気楽に挑むことができます。
ギルドオーダーでは以下のことを目指すとよいかと思います。
- 他のパーティメンバーの動きについて行けるよう、前後左右への移動や方向転換がスムーズにできるようになる(場合によっては移動操作の設定を変える)
- (特にヒーラーの場合)パーティリストをある程度意識できるようになる
- チャットで挨拶がスムーズにできるようになる(必要ならここで挨拶マクロの作成・設定に挑戦する)
移動なんて言われるまでもなくできるでしょと思われるかもしれませんが、私は当初それすらできず、他のパーティメンバーの動きについてゆけませんでした。
そのあたりの経緯は以前こちらに書いていますが、もし私がギルドオーダーで練習をせずにいきなりサスタシャ浸食洞に挑んでいたら、ヒールとか以前に移動すらままならなくて、早々にこのゲームに挫折して今の自分はなかったかもしれません。
ともかく、ギルドオーダーでこれらができるようになれば、サスタシャ浸食洞での「初めて」の要素をかなり減らすことができ、ある程度余裕をもってダンジョンに挑戦できるので、最初のダンジョンでつまづいてしまう可能性もかなり下がると思います。
初心者の舘をクリアした後、サスタシャ浸食洞に挑戦する前にギルドオーダーをいくつかやってみるのをお勧めします。
予習をする・しないは好きにすればよいと思うけど……
予習は不明な点を事前に減らして失敗を最小限に抑えるのに有効な手段です。
個人的には予習する・しないは好きにすればいいと思っています。
ただ今回の主旨である、CFでのパーティプレイに苦手意識を持っている人がダンジョンに初挑戦する場合に限れば、予習をしないとギミック等がわからずうまく対応できずに自分自身がイヤな思いをして結果的に苦手意識が増してしまう可能性が高いので、他人に迷惑をかけるからではなく自分がイヤな思いをしないためにも、事前に予習するのをお勧めします。
どうしても初見を未予習で楽しみたい場合は、CFではなくて知り合いと一緒にであるとかパーティ募集で初見未予習を楽しみたい旨を伝えて気楽に行くのがお勧めです。
もう一度遊びにゆく!
メインストーリーをすすめつつダンジョンをこなしてゆくことになりますが、その際にぜひおすすめしたいのが「もう一度遊びにゆく」こと。
要は復習です。
復習のメリットは「そのダンジョンにより慣れることができる」というのもありますが、それよりも、
1度目より2度目の方が、2度目よりも3度目の方がうまくプレイできる可能性が高く、自分の上達を実感できることです。
このような小さな成功体験を積み重ねることで、パーティプレイに対する苦手意識を抑えて、CF(ダンジョン)への抵抗感も薄まるかと思います。
なので一度行けばもう十分と思うかもしれませんが、ぜひ2度、3度とそのダンジョンに挑戦して、自分が成長する楽しさを実感してみてほしいです。
ギミックを忘れないようにメモを作成する
ダンジョンの数は高難易度を除いても現時点で150を超えています。中にはメインストーリーとは関係なくて無理にやらなくてもよいものもありますが、それらを差し引いてもそれぞれ数回プレイした程度で以後ずっと忘れずに覚えておける数ではありません。
メインストーリーで挑戦してその後何度か復習もして、このダンジョンはもう大丈夫と思っていたのに、久しぶりに行くことになったのでやってみたらギミックとか忘れていてミスしまくってダンジョンが怖くなってしまった……、なんてことにもなりかねません。
そこで!
ダンジョンごとにそのギミックや注意点などをまとめたメモを作ることをお勧めします。
久しぶりのダンジョンで、どんなギミックがあったっけ?どんな攻撃をしてくるボス敵だったっけ?と悩みながらプレイするよりも、直前にメモを見てギミックや注意事項を思い出してプレイした方が失敗もかなり減らすことができると思います。
メモ作りは、コンテンツルーレットなどで急にそのダンジョンに行くことになったときに、サッと探し出してサッと目を通してギミックや注意点などを確認できさえすればOKなので、スマホでもパソコンでも手書きでも自分が使い慣れているツールで構いません。
自分自身がサッと目を通して内容をおおまかに把握できればよいので、あまり力を入れて作る必要もないと思います。
いちいちメモを作るのは手間がかかりますが、一度作ってしまえば以後はそれにサッと目を通せばそのダンジョンは把握したも同然になるので、ぜひお勧めします。