以下、7.0メインストーリーのネタバレを含みますのでご注意下さい。
総合評価
個人的な評価は、100点満点として
・6.0が90点
・7.0の事前の期待が65点で結果が75点
といった感じで、あまり過度な期待をしていなかったこともあり普通に楽しめました。
話のおもしろさではさすがに暁月はすごすぎたので遠く及ばないけど、程よい頃合いに流れが変わる出来事が発生したりしてダレることもなかったし、今回は9日間かけてクリアしましたが毎日「早く続きをやりたいな」と思うくらいにはわくわくしながら進められました。
暁の面々とか既存のコンテンツなど過去のいろいろなしがらみがある中でうまく各方面に配慮された作りになっていたし、楽曲やあとまだ隅々まで見ていないけれどもフィールドやダンジョンの作り込みもしっかりしていたしIDや討滅戦のバトルも楽しかったし、特にフィールドはグラフィックスアップデートの効果が一目瞭然の美しさ。
全般的に普通に満足できるクオリティでした。
気になった点やもやもやする点
ただやはり細かいところでは気になった点やもやもやする点もありました。主なところでは、
マムージャ族
多部族共存ってことで起用されたと思いますが、マムージャ族を主要キャラとするのは無理があったのではないか?最低限人並みに表情を表すことのできる種族じゃないと機微もプレイヤーに伝わらないし共感するのもむずかしい。特にゾラージャは実質主人公のウクラマトの兄でありラスボスに次ぐ敵キャラという超重要キャラでしたが力(魅力)不足というか、仮にもっと丁寧に描かれていたとしてもせいぜいバクージャジャ程度でそれ以上のキャラにはなりえなかったと思う。
アレクサンドリア
前のエントリーでも少し触れましたが、レイドに過去FFを絡めるくらいならいいと思うけど、メインストーリーやフィールド等の基盤が過去FFに引っ張られるのは避けたほうがよいと思う。アレクサンドリアってFF9から持ってきただけのつもりかもしれないけどそもそも実在する地名で、日本で言えば江戸とか横浜みたいな実際の地名がFF14上の地名になるようなものでとても違和感がある。
技術力高すぎ!?
今回の敵国(新生アレクサンドリア連王国)は技術力があまりに高すぎでは?ストーリー中ではトライヨラ側が侵攻を撃退したことになっているけど技術力の差を考えると正直無理があると思った。FF14は基本的には剣や魔法の世界なので、敵国もせいぜい近代が幕を開けた程度のガレマール帝国くらいの技術力に止めておかないと、実際剣や魔法では太刀打ちできなくて一方的に蹂躙されちゃうよね……。
ラマチ
ウクラマトは普通にウクラマト呼びでよかったのでは?愛称の「ラマチ」っていうのが「ももち」とか「みこち」とかそんな感じの響きに感じられて、ウクラマトが「ラマチ」と呼ばれるたびに緊張感が削がれてしょうがなかった。笑
意外と謎が少ない
特に不満というわけではないですが、もっといろいろと謎が出てきてそのうちの一部を7.0で片付けて残りは7.1以降に持ち越すのかと思ったけど、あらかた解決してしまってあまり残ってませんね。プリザベーションとか仮面くらい?自分が気づかなかっただけかもしれませんが。そういった後につながるものは7.1以降においおいってことでしょうか。
・・・
まぁ他にも細々あったけど、たいていは「改めて考えるとFF14って元からこんな感じだよね」で納得できることが多かったかな。
上に挙げたとおり今のところ今後に向けて話が膨らんでゆく要素があまり見当たらなかった気がするので、そのあたりも7.1以降楽しみにしています。