ヒーラーが行う重要な仕事の一つに「蘇生」がありますが、このFF14の蘇生ってなんか……よくわからないというか、慣れていない初心者にとってはとにかく謎の多いアクションです。
基本的にはHP0になって倒れている人に対して白魔道士ならレイズをするだけの話なのですが、実戦だとわからないことだらけでした。
・HPがゼロなのでその人が倒れているのはわかるけれども、人でごちゃごちゃしていたりフィールドによっては暗かったり地面と一体化していて、どこで倒れているのかわからない。そもそも同じフィールド内で倒れているのか、落下したり異世界などの違うエリアで倒れているのか、それとももうどこかに戻ってしまったのかもわからない。別の誰かにもう蘇生してもらっているのかもわからない。
・何とか蘇生コマンドを打つところまでこぎつけたとして、実際に蘇生がうまくいったのかよくわからない。HPが復活しないのはなぜ？受け入れ確認中なの？サーバの遅延や相手の回線のラグか何かで遅れることがあるの？何をどう確認してよいのかわからない。というか確認している余裕もない。
・蘇生コマンドを打ったのにHPが一向に復活せず、どうやら蘇生がうまくいかなかった場合、なぜうまくいかなかったのかわからない。距離が遠すぎたのか？ターゲットしていなかったのか？コマンドをまだ受け付けないタイミングだったのか？マクロの問題なのか？ボタンの押し間違いだったのか？別理由でキャンセルされたのか？実行したつもりがたまたま反応しなかっただけなのか？他に未知の蘇生条件でもあるの？
どれもわかる人にとっては当たり前のようにわかることかもしれませんが、少なくとも初心者ヒーラーの自分にとってこれらは皆実際に悩んでいたことばかりです。画面上のどの情報でどのように確認するのかわからないのです。
蘇生ってまず回復と違って気軽に試すことができなくて（私が知らないだけかもしれないけど）、そして実際に蘇生を行うことになるのはメンバーが倒されるくらい、とてものんびり悩んでいるとかじっくり確認するとかそんな状況では全くなくて、わからなくても次の行動に移らないとならず不明点を解決するのがなかなかむずかしかったりします。
そんな感じで謎が多いままずっときている「蘇生」について、最近この中の疑問の一部ですが解決できたかもしれない画像を確保できたので、いくつか挙げてみたいと思います。
※注意
以下は、私の数少ない経験から「たぶんこうなんじゃないかな」と考えたことをまとめたもので、勘違いしている可能性もありますのでご注意ください。
(1) 蘇生アイコンが出るタイミング
FF14の蘇生を一番わかりにくくしているのは、蘇生に成功してもすぐにHPが復活しないためではないかと思います。
画像は自分が倒されて、もう一人のヒーラーから蘇生が飛んできた場面です。
蘇生アイコンは蘇生コマンドが飛んできた瞬間に表示されました。
これより、
「蘇生アイコンが表示された」＝「蘇生コマンドは通った」＝「蘇生は成功した」
ということになり、
・蘇生コマンド受け入れ確認ウインドウの操作は蘇生アイコン表示とは関係なし
・HPバーは蘇生コマンドが通ったかどうかの確認には使えない
・蘇生コマンドを打ってすぐに蘇生アイコンが表示されなかったら、蘇生は失敗
ということになります。
はじめにDPSやタンクなどをやっていれば普通にわかっていることかもしれませんが、はじめにヒーラーをやっていると自身を蘇生してもらうことがなかなかないので、こういったことも長い間よくわからずにいたりします。
(2) 迅速レイズの失敗例
FF14の蘇生がいまいちわかりにくくなっている理由の一つに、マクロのいわゆる「迅速レイズ」の存在があります。とても便利なのですが、蘇生がうまくいかなかったときに、迅速魔の方の問題なのか？マクロの問題なのか？といった切り分けも必要になってくるからです。
画像はアライアンスレイドで、対象がどこにいるか見つけられないがターゲットできたのでおもむろに迅速レイズを打ったけれども蘇生されなかったという場面です。
後になってわかったことですが、対象者はちょうどこの位置から一番距離のある円の端にいました。
・蘇生アイコンが表示されず、蘇生は失敗
・ターゲット可能距離＝蘇生可能距離ではない。おそらく距離が遠かったためにレイズは実行されなかったようで蘇生も行われなかったと思われる
・迅速魔はしっかり消費されている
(3) ターゲット可能距離
倒れている人を探すにはターゲットをしてマーカーを探すのがわかりやすいかと思いますが、ターゲットは実際にどの程度の距離で可能になるのか、たまたまダン・スカーで分かりやすい事例がありました。
a) ターゲット不可の場合、メンバー表の表示が薄くなっていて指定できない
メンバー表の表示が薄い場合は、距離が遠いか、違うエリアであるとか異世界にいると思われます。
b) ターゲット可能になるとメンバー表の表示がはっきりする。
ざっとこのくらいの距離がターゲット可能距離ということになる。
（距離ではなく倒された時間から、たまたまこのタイミングでターゲット可能になった可能性もある）
c) 実際にターゲットするとメンバー表に白枠が表示され、倒れている位置にマーカーが表示される。
ただし(2)の例からターゲットできても蘇生可能距離とは限らない。
d) 念のためさらに近づいてレイズを行い、蘇生成功！
