私がファイナルファンタジーXIV(以下FF14)をプレイしはじめてからもうすぐ2年が経とうとしています。
このブログは私がFF14をはじめたと同時にスタートして、以降の足跡をぎっしり詰めこんでいますが、今回は2周年の節目ということもあるのでその前日譚……私がエオルゼアの地に降り立つまでの話を書き残しておきたいと思います。
私がMMORPGにはじめて触れたのはドラゴンクエスト10(以下DQX)でした。
2014年に遊びはじめて大ハマりし夢中になってプレイしていましたが、どんなゲームも遊びすぎると飽きが生じます。プレイしはじめて3年経った2017年夏頃に初めて、他のMMORPGもやってみようかなと考えるようになりました。
問題は他のどのMMORPGをやってみるかですが、私にはDQXを3年間プレイしていてMMORPGについて思うようになったことが一つありました。
それは、
オフラインゲームとは違い、MMORPGの魅力はゲームシステムの良し悪しではなく人間力を備えている一般プレイヤーの数でほぼ決まるということです。ゲームシステムの良し悪しも一般プレイヤーの数に影響するので無関係ではないですが、いくらゲームシステムが素晴らしくても一般プレイヤーが少なければそのMMORPGに魅力はないということです。(個人的な考えです)
MMORPGに限らずオンラインゲーム全般にほぼ当てはまるかもしれませんね。
ともかくそういった観点で考えると、2017年夏の時点で日本のMMORPG界は一般プレイヤー数的には一強一中他弱の状況であり、一中のDQX以外の有望なMMORPGといったら一強の FF14一択でした。
もしかしたら自分が知らないだけで意外と一般プレイヤーがいるMMORPGもあるのではないかとこの時期結構調べてみたのですが、やはりFF14以外には見当たらず。
そう思ってはいましたが、この時は結局FF14に手を出しませんでした。
理由は三つあって、
- この頃使用していたPCのスペックではFF14はちょっと厳しそうだった(PS4は持っていない)
- FF14自体に魅力があることはほぼ確信していたけれども、私自身がたまたまFF14のゲームシステムに合わなかった場合、もはや有望なMMORPGがなくなってしまうことになりそれがこわかった
- この時点ではDQXでしか遊んだことがなく、DQXとFF14以外のMMORPGのゲームシステムも知りたいという知的好奇心と、もしかすると意外と楽しめるMMORPGに出会えるかもしれないという期待感
そんなわけで一番有望と思われるFF14は残しておいて、FF14ほどではないにしろそれなりにプレイヤー数が見込めそうなMMORPGをまず遊んでみることにしました。
そして実際に遊んでみたのが、
- リネージュ2レボリューション リリース直後はプレイヤーも多く、それが維持されることを期待して
- Guild Wars2 日本ではマイナーですが海外では当時まだそれなりにプレイヤーがいたから
- 黒い砂漠 日本のNo.3のMMORPGなのでプレイヤーがそれなりにいることを期待して
- メイプルストーリー2 リリース直後はプレイヤーも多く、それが維持されることを期待して
それぞれ多少の差こそあれ一区切りつくところまでそれなりにプレイしました。個々の評価はここでは割愛しますが、どれも特徴があり新鮮で楽しくてプレイしてみて良かったです。
良かったですが……、1か月~1年弱は遊んで楽しかったものの、ではこのまま年単位で遊び続けたいかと考えた時に、プレイヤー数なども考慮して「YES」と言える作品はありませんでした。
なおMMORPG界のKingである World of Warcraft もプレイしてみる気満々だったのですが、なぜかうちのPCではエラーが出てインストールすることができず。FF14 P/Dの吉田さんが World of Warcraft を最大限リスペクトしているのを知るのはFF14をプレイしはじめた後になりますが、その World of Warcraft に手を付けることができずじまいだったのは無念でなりません……。
ともかく最後のメイプルストーリー2のプレイに一区切りついたのが2019年秋。
これでFF14以外の最近のプレイヤー数が見込めそうな目ぼしいMMORPGにはひととおり手を付け終えて、いよいよ残るは大本命のみとなりました。
PCもこの間に買い替え済でスペック的にも問題なし。
2019年末。満を持してエオルゼアの地に降り立ったのでした。
FF14をプレイすることを最初に考えはじめた2017年夏から実際にプレイしはじめるまで 2年半が経過していたわけですが、最近の主なMMORPGを一応ひととおりプレイしたことでMMORPGのゲームシステムやその可能性だけでなく限界なども把握することができて、結果として今現在FF14を程よい距離感で楽しめているのでこれはこれで良かったのかなと思っています。